妙見寺ブログ

  • 灯籠流し

    2020年09月01日

    9月になりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。
    8月はコロナの影響でほぼお盆のお勤めは僧侶のみでのお勤めを行い、毎年行っております夜施餓鬼(よせがき:お亡くなりになられた檀信徒様、妙見寺墓地に埋葬されておられる故人様、三界萬霊(この世あの世に存在する全ての霊)に対してお経をあげさせて頂く法要)は住職のみでお勤めさせていただきました。
    副住職が現在赴任しておりますハワイ島大正寺では灯籠流しを毎年行っておりますが、コロナの影響で檀信徒様が集まることができなかったこともあり、動画を撮影しYoutubeで公開しております。
    下記のリンクがハワイ島大正寺の灯籠流しの様子です、10分弱の動画ですので宜しければご覧ください。合掌

    灯籠流しビデオ

     

  • 供花

    2020年08月01日

    8月になりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    8月はご先祖様が戻ってくるお盆の月です。お盆には家族全員が集まるとても大切な機会ではございますが、コロナウイルスの影響により移動を自粛し各家で過ごされる方が多いのではないでしょうか。副住職も毎年お盆の時期には日本へ帰ってきておりましたが今年は自粛させていただく形となりました。お盆の時期に家族全員で過ごすことができないのは寂しいものですね。しかし今は耐える時期かと思います。ご先祖様はいつも皆様を見守っていらっしゃいます。

    副住職の赴任させていただいておりますハワイのお寺では、法事の際様々な花が供えられます。菊のお花ももちろんございますが先日はこのようなお花をお持ちになられました。

    赤い花びらの花が「アンセリウム」というお花です。このお花はもちがハワイではよく供花として使用されます。黄色い蜂の巣のような花はショウガの仲間である「ビーハイブジンジャー」というお花です。こちらはよく生け花に使用されます。

    土地柄でそれぞれ異なった供花が法事では使用されます。どのお花も私たちの心を穏やかにしてくださいます。とても癒されますね。合掌

  • 紫陽花

    2020年07月01日

    七月になりました。

    皆様いかがお過ごしでしょうか。梅雨の時期となり先月は妙見寺に綺麗な紫陽花が本堂の前に咲き始めました。

    雨の日の紫陽花はとても美しいですね。紫陽花が咲き始めますと夏のお盆が近づいてきたと実感致します。

    紫陽花には様々な花言葉があるようですが、その中でも「寛容」、「一家団欒」、「謙虚」という素晴らしい意味合いがあります。

    コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく変わり、以前の生活に戻るにはまだまだ時間がかかるかもしれません。私たちはその変化に合わせて新しい生き方を見出していかなければなりません。紫陽花は私たちに今必要なものが何であるかを教えてくれているのかもしれません。変化を受け入れかけがえのない毎日を笑顔で過ごしてまいりましょう。合掌

     

  • 皆で唱える般若心経

    2020年06月01日

    6月になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

    あっという間に一年も半分が過ぎようとしています。時の流れは本当に早いものですね。

    本日曹洞宗の公式ページより、数名の海外の僧侶が般若心経を唱えるビデオが公開されました。これはコロナで亡くなられた方への祈り、更に一日も早い事態の終息を祈る為に作成されました。撮影は書く僧侶のお寺で行われております。撮影は一人で行いますが、この動画の中では皆が一緒に声を響かせ祈りを捧げております。般若心経のテロップもついておりますので、視聴された方も一緒に唱えられるようになっており、今回の動画には副住職も参加しております。日本語と英語の般若心経両方がございます。もしお時間ございましたらご覧いただき一緒に祈りを捧げましょう。合掌

     

    般若心経 日本語版

    般若心経 英語版

  • 一緒に乗り越えていきましょう

    2020年05月01日

    5月になりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    春を迎え妙見寺にも沢山の花が開花いたしました。

     

    コロナの影響をうけ私たちの生活は大きく変わってしまいました。好きな買い物や友人との軽いランチでさえできなくなってしまいました。自宅待機から一か月が経ち皆様や皆様のご家族の方々も収束の見えない状況下で、不安を多く抱え毎日を過ごされていらっしゃるかと思います。

    お釈迦様は諸行無常という教えを説かれました。すべてはとどまることなく変化していくという教えです。私たちの平穏無事な生活は突如として変わってしまうことがあります。しかし不安な生活もまた変化しまた平穏無事な生活に変化するのです。妙見寺の花を眺めておりますと同じように諸行無常を感じます。花は年中咲き続け私たちに美しい姿だけを見せることはできません。必ず枯れ、また新たな芽を出して美しい姿を見せてくれます。私たちも花と一緒です。また平穏無事な生活が戻ってくることを信じて、今の状況を乗り越えていきましょう。私たち人間には考え、それを言葉にし誰かに発信することができます。それは私たちに与えられた大きな力です。不平不満ばかりをいうのではなく、互いに励ましあい、前向きな言葉を使い、今というかけがえなない時間を大切に過ごしてまいりましょう。合掌

    先月の4月12日、副住職がハワイのお寺でコロナの収束祈願を致しました。英語でのお勤めですがお祈りの動画を下記のリンクからご覧いただくことができます。

     

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