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2月はお釈迦様の命日です
2024年02月01日
2月になりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。
1月は能登の地震により私たちに大きな衝撃を与えました。震災により犠牲になられた方々、心よりお悔やみ申し上げます。また被災された方々の安全の確保、一日も早い生活再建を心よりお祈り申し上げます。
2月15日はお釈迦様の亡くなられた涅槃の日です。今月妙見寺本堂には涅槃図を飾っております。
お釈迦様は35歳で悟りを開かれ、その後約45年間、多くの人びとに教えを説き心をお救いになられました。その間、お釈迦様の教えに導かれ、多くの人がお弟子や信者へとなられました。その伝道の旅の最後の地となったのは、クシナガラという所でした。
いよいよ自分の死が近いことを察したお釈迦様は、弟子たちにこう説かれました。
「私の亡きあとは、私ではなく自分自身をより所として、また私が伝えた教えを、闇を照らすともしびとして、歩んでゆきなさい」
そして「もろもろの存在は変わりゆく。怠らず精進しなさい。」という最後の言葉を残し、静かに息をひきとったのでした。
一人の人間であったお釈迦様。この一人の人間の教えが2500年経った今でも、私達の生活に「仏教」として日々の生活の一部になっていることは、とても尊くありがたいことです。2月15日はお釈迦様の命日です。仏教に出会えたことに感謝し、2月15日は静かにお釈迦様へお手を合わせる時間持ってみてはいかがでしょうか。合掌。