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ハロウィン
2021年11月01日
11月になりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨日の10月31日はハロウィンでしたね。今年もコロナの影響もあり静かなハロウィンとなりました。
副住職の赴任しておりますハワイのお寺では、日曜日がちょうどハロウィンでしたのでハロウィンにちなんで入口にカボチャをくり抜いた「ジャック・オー・ランタン」をお釈迦様と一緒に飾りました。また法要の後には、参加者へお釈迦様の言葉が書かれたハロウィンのお菓子が配られ楽しい時間を過ごしました。
ハロウィンのお菓子をあげることも、人に何かを与える「布施」の修行の一つになるのではないでしょうか。人に物を贈るときはただ物を渡すのではなく、受け手の気持ちを考え真心を込めて贈りましょう。受け取った人は贈ってくれた人の気持ちを考え、「ありがとう」と言葉に表して感謝致しましょう。曹洞宗では受け手が発する「ありがとう」という言葉も「愛語」と言う布施の修行の一つなのです。
まだまだマスクを着用して互いに距離をとって過ごさなければならない日々が続きますが、そんな日常でも「布施」の修行を通して互いが笑顔になれる行動を起こしてみてはいかがでしょうか。「布施」は受け取った人も贈った人も両方幸せになる素晴らしい修行なのです。一緒に笑顔溢れる毎日を過ごしてまいりましょう。