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達磨様の努力
2019年10月01日
10月になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
10月5日は達磨忌(だるまき)と呼ばれる達磨様のご遺徳を偲んだ法要が、曹洞宗寺院で行われます。
達磨様は150歳まで生きた方と言われております。60歳を過ぎてから中国へ行き、亡くなる直前まで仏様の教えを伝え続けられました。ただ仏法を口で伝えるだけではなく、達磨様は坐禅の実践を大切にされました。「ダルマ」と聞くと皆様は手足のないダルマの人形を想像されるかと思いますが、あれは長く坐禅を続けてこられて手足が朽ちて無くなってしまったからと言われております。達磨様の努力があり、今の曹洞宗があるのです。諦めることなく精進し続ける達磨様のお姿を私たちは見習わなければなりません。合掌